神からの手紙 第4巻
第9章 あの世
第10章 お金
第11章 あの世2
第10章 お金 内容 一部抜粋
お金には、どのような意味があるのでしょう。
この世でお金というものがどのような力を持ち、
どのように使っていけばよいのかを書いていきます。
1お金と人
お金については、いろいろな疑問が持たれています。
人はお金というものを生み出しました。
その結果、お金に支配されて生きることになりました。
お金とは、人が支配されるために生み出されたのではなく、人が生活するのに便利なようにつくり出されたものなのです。
いま、この世はお金に支配される人が多いために、人よりお金が大切にされるようになっています。
お金は人がつくり出した仕組みですから、人がお金に左右されて生きるのは、そもそも間違っているのです。
人はお金よりたくさんの力があるのですが、お金のために人が肉体を手放し、つまり死んでしまうのは、大きな間違いです。人はお金を利用するのであって、お金に利用されてはなりません。
お金について学び、お金に利用されない人間になることが大切です。
お金とはエネルギーなのです。
お金を生み出すことに使った人のエネルギーなのです。
労働によって、お金を手に入れることができます。
その労働に使ったエネルギーが、お金に換算されて手に入るのです。
人は働くことで、お金を手に入れるのです。
お金とは、人が働くことに使ったエネルギーの代価なのです。
そのお金でほかのものを買うということは、自分の持っているエネルギーを使って、ほかのものを手に入れるということになります。
自分の手に入れるものは、ほかの人がその人のエネルギーを使って手に入れたものです。
エネルギーの交換であり、エネルギーの循環ということになります。
このエネルギーの交換は、とても大切です。人と人とが交流すると、必ずエネルギーの交換が行われます。
人と人は、何らかの影響をしあうからです。
人と人とは、無償でエネルギーを交換しあうことができます。
これは基本です。
人と人とは無償でエネルギーを交換しあうだけでなく、有償でエネルギーを交換しあうことがあります。
これがお金というものです。
このお金を使うと、エネルギーの交換はとてもたやすくすることができます。
直接エネルギーを交換する関係でなくても、お金を使えばたやすく交換できるのです。
これが、お金の良い所となり、悪いと所となるのです。
関係性を除いた交換がたやすくできるために、そこに悪が入り込みやすいのです。
悪のためにお金を利用することができるのです。
目的を問わず、人のエネルギーを交換することができてしまうのです。
人のエネルギーを管理することもできてしまうのです。
お金を貯めることにより、人のエネルギーを貯め込むこともできるのです。
お金というものは、よく考えてつき合うことが大切です。
お金のために人が命を失ったり、お金のために愛するものを失うことは、避けたいことです。
一体、お金は何のためにつくられたのでしょうか。
エネルギーの交換が、人の関係性以外に必要だからつくられたのです。
人との関係性以外にエネルギーの交換が行われると、社会という集団が円滑に動くことができるのです。
社会が円滑に動くと、人々が潤うことができます。
いま、この世はお金で社会が動いています。お金が社会の基本となっています。
2お金の使い方
お金をどのように使うのかは、とても大切なことです。
お金はエネルギーなので、使い方によっては大きなエネルギーともなり、小さいエネルギーともなるからです。
お金は使い方次第で、そのエネルギーをどのようにも使うことができるのです。
お金のエネルギーは、人の働く力です。
人の働く力から、エネルギーが出ているのです。
人が働かなければ、お金のエネルギーは出ないのです。
人は働くようにできています。
人は何らかの仕事に就き、何らかの働き、つまり労働をしています。
人が働くことによって、人は代償として、お金を得ることができるのです。
人が働くことにより生じたエネルギーが、お金になるのです。
人はお金を得て、それを好きなことに使います。
生活に必要なものを買ったり、遊ぶことに使ったりしています。
お金は人にとって役立つように使われます。
お金は人を楽しませ、喜ばせるために使われます。
お金の使い方はとても大切です。
お金は人を喜ばせ、楽しませるほかに、人を悲しませ、その魂を奪うことにも使われているからです。
お金を上手に使うことは、人にとってとても大切なことです。
お金は毒にも、薬にもなります。
プラス面とマイナス面があるのです。
お金のプラス面を意識すると、プラスにつき合うことができます。
お金のマイナス面を意識すると、マイナス面とつき合うことになります。
いつもプラス面で付き合っていることが、幸せでいるコツです。
お金をプラスのものとして意識すると、お金がさらにプラスのものをよび込むのです。
お金がお金をよび、ますますお金が増えていくのです。
プラスのものは、ますますプラスが増えるからです。
マイナスのものは、ますますマイナスが増えるからです。プラスを意識してください。
いつもお金がほしいと思っているなら、それはマイナス面となります。
いつもお金がほしいと思っていることは、いつもお金がほしい状態にありたいという願いがあるからです。
いつもお金がほしい状態、つまりいつもお金がない状態となるのです。
これが、いつもお金がほしいと望んでいる人の、望む現象なのです。
いつもお金がある、いつもお金があり余っていると思っている人は、プラス面でお金とつき合っています。
いつもお金があるということに、満足しているからです。
いつもお金がある状態、お金のある現象が現れます。
お金があるので、いつも満足です。お金があるので、生活に困ることはありません。
いつもお金があると思う人と、いつもお金がほしいという人には、大きな差があります。
お金があるかないかの、現象が違ってくるからです。
もしあなたがいまお金がないのなら、いつもお金があるとプラスに考えてみてください。
いつも私には、お金がある。いつも自由に使えるお金がたくさんある。
私はとても満足していると思ってください。
あなたのお金は増えていきます。
そのように思えば、そのような現象が現れるのです。
プラスにつき合えば、プラスの現象が現れるのです。